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光触媒

Photocatalyst

光触媒とは

最近何かとよく耳にする機会が多い「光触媒」。
光触媒とは、光を吸収して高エネルギー体となり、そのエネルギーを反応物質に与えて化学反応を起こさせる物質のことです。
光触媒として主に用いられるのは半導体や金属錯体などですが、その中でも最もよく使用されているのが二酸化チタンです。光触媒の流れは一言で言うと植物の光合成とよく似ています。


Titanium dioxide + Light =
Active oxygen

二酸化チタン + 光 = 活性酵素

二酸化チタンに光が当たる事により、O2(スーパーオキサイドイオン)・OH(水酸ラジカル)の2種類の活性酸素を発生させます。

発生した活性酸素が、有機物をCO2(炭酸ガス)とH2O(水)とに分解します。
この活性酸素は瞬間的に発生して消滅するので、人体に取り込まれる事はなく、影響はありません。

OとH2Oが反応した結果、二酸化チタン表面に親水性の高いOH(親水基)が出来ます。


Characteristic

活性酵素の効果

1)活性酸素の分解
大気汚染(窒素酸化物の除去)、シックハウス症候群の原因となる揮発性有機物などの除去、花粉の分解、ウイルス・雑菌の除去、脱臭効果など、環境を浄化し続けます。
2)親水基の親水性
高い親水性により、雨等の水が汚れを包み込み、汚れの下に水が入り込むことで、雨等の自然の力で汚れを洗い流すセルフクリーニング効果を発揮します。
また、静電気が起きにくくなり、汚れの付着が減ります。

Structure

安全性について

二酸化チタン
二酸化チタンは白色顔料として主に利用され、食品添加物や歯磨き粉などの原料としての使用も多く安全で無害です。 1983年に食品添加物として認可されています。
 
活性酸素
活性酸素は、通常大気中に存在し、体内でも生成されているものです。また、活性酸素の寿命自体が非常に短い為、 体内に取り込まれる事はありません。
 
アパテック
食品衛生法に準じた安全性試験である、器具及び容器包装企画試験に適合しています。
 
アパタイト
日本名で「リン灰石」と呼ばれており、人や動物の骨で65%、歯のエナメル質では95%がアパタイトであり、 歯や骨を構成する主成分であり完全に無害で安全性に優れています。